言っていることとやっていることが違ったら、心理的契約(文章化されてはいないが、お互いに暗黙の了解をしていること)への違反行為とみなされるのです。
明らかな偽善行為は、その人への信頼を損ね、権威を失墜させます。
言行一致がないと、自分で自分の首を絞めるのことになります。
言行が一致している人の言葉は、重みがあり、逆に、言行が一致していない人の言葉は、軽くてペラペラに感じます。
興味深いことに、言行が一致していない人は、「他の人も不正をしたり、ごまかしたりしている」と見る傾向があるそうです。
自分自身の「信用できない」感覚が、他人に対しても偏った見方となって出てしまうそうです。
完璧でいることは、不可能ですが、「言っていること」をやっているとき、人は強くなれます。
言行不一致とならないように普段の「言葉」にも「行動」にも気をつけつつ、他人に対して指摘をしたときには自分のことは棚上げに(自分には甘く)なっていないかも振り返りつつ日々活動していきたいと思います。
永井